ゼッケンの色が違うのはどうして?

レースを見ていると、馬が付けているゼッケンの色には白や黒など何
色かあるようなんですが、 どうして違うのですか?

実はレースによって使うゼッケンの色が違うんだ。現在、レースで使われているゼッケンには次のような種類があるよ。

まず、一般のレース (特別レースや重賞レース以外のレース) では
すべて「白地に黒文字」 のゼッケンを付けることになっており、
500万下以上のクラスにある特別レース (24ページ参照)では 「黒地に白文
字」を付けることになっている。

そして、 GI~GⅢまである重賞レースでは、 まず共同通信杯などのG
3レースは「緑地に白文字」、目黒記念などのGIIレースは「赤地に白文字」、 そして国際GIのジャパンカップや、 ファンにとっても厩舎関係者にとってもドリームレースとなっている有馬記念などのGIレースは 「紫紺地に白文字」 を付けることになっている。

GIの中でも特に3歳のクラシックレースに関してはやはり特別なレースとしてか 「紫紺地に黄文字」 を付けているんだ。 また、そのクラシックの中でも4点峰のレースであるダービーに限っては 「白地に黒文字」 のゼッケンを付けることになっている。 これば、
昔すべてのゼッケンが「白地に黒文字」になっていたことから、 ダーヒーだけは伝統を重んじて当時のままで使っているようだね。

この他には、障害やアラブの重賞レースがGⅢと同じ 「緑地に白文子」のゼッケンを付けることになっている。