遠征馬の宿泊先は?

出張馬房 競馬の仕組み
出張馬房

関東のレースにも、 多くの関西馬が遠征してきていますか
馬たちは日帰りで来ているのでしょうか?

東京から大阪に仕事で行くことになったら、 君ならどうする?
今は新幹線の 「のぞみ号」 に乗っていけば、 わずか2時間30分で新大阪に着いちゃう
時代だもんね。 日帰りでも、 十分用が足せちゃうはず馬の遠征だって、 いわばビジ
ネスマンの出張と同じ。 だったら、 馬も日帰り?と思いたくなっちゃうけど、 やっぱ
り馬はそうはいかないようだ。

まず、馬の場合、交通手段が馬運車という車だから、 新幹線のように短時間では移動
ができないんだ。それに、人間よりもはるかにデリケートな馬のことだもん、 着いて
すぐにレースに出れるほど肉体的にも精神的にも強くないのが本当のところ。
だから、遠征競馬の場合は、直前入厩といって、 レースの3日前から遅くとも前日ま
でには現地に入って宿泊し、 レース終了後の夜あたり戻っていくのが普通なんだ。

さて、そこで宿泊施設として用意されているのが出張馬房なるもの。
これは、各競馬場及び美浦· 栗東各トレセン内に設けられていて、前もって利用届けを
出しておけばどの馬でも泊まれる、いわばホテルみたいなものだね。たいていは、
出走する競馬場の出張馬房に宿泊するんだけど、中山競馬場などでは馬房数が少ない
ので泊まれないこともある。そんなときは、 美浦トレセンに泊まってレース当日中山
に輸送されてくるわけだ。

また、札幌·函館. 小倉のようにかなり遠い競馬場への遠征の場合は、関東馬も関西馬
も滞在競馬といって、 開催中は競馬場の出張馬房にずっと宿泊しているんだ。
そうして、 何度もそこでレースに出走して、がんばっているわけなんだよ。

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